20110409 FrSky製2.4Ghz送受信モジュール調査レポート

今日は残念ながら雨ですが暖かくなってきました。
今日は先日ネットで購入したFrSky製2.4GHz送信モジュール(フタバプロポ用)と各種受信機の動作テストと中身を分解し構成を調べてみました。
購入した製品は
①FF-1 Combo(送信モジュールと8ch受信機のセット)なんと購入価格は4,990円でした。
②V8R7 HV(7ch受信機)購入価格は2,490円これも安い!
③V8R4 (4ch受信機)購入価格はわずか1,980円
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フタバ純正の受信機1個の値段でこれだけ揃うとはスゴーイ!
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送受信モジュールセットのパッケージ RoHS、FCC、CE規格のロゴが・・・品質は期待できそう
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7ch受信機のパッケージ ハイボルテージ対応(HVマーク)のようだ
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4ch受信機のパッケージ 小型でハンドランチには使えそうです
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送受信モジュールセットには送信モジュールと8ch受信機、送信機用2dBアンテナが入っています(オプションで5dBアンテナも有るようです)
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送信モジュールとアンテナ フタバの送信機に対応しています。送信モジュールのアンテナ端子は豪華な金メッキ製ですが、何故かアンテナの方はニッケルメッキ???
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送信モジュールにはバインドスイッチ(ボタン)と状態を示すLEDがついています。このボタンはフェイルセーフの設定にも使用します。
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送信モジュールの裏側にはヨーロッパの規格CEマークと米国の規格FCCのIDが記載されており、このモジュールがこれらの基準を満たしている事がわかります。
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7ch受信機はコンパクト。端子は縦型ですが8ch分あり、何か期待できそうです。
スペックは、動作電圧:3.0Vから16V(HV Version)、動作電流:30mA、受信可能距離:1.5から2.5km、分解能3072(11bit)、サイズ:40×21×10mm、重さ:7.5g
きゃしゃなケースに入っており、アンテナの出し方に無理が有るようです。購入時、すでにアンテナの1本が基板のコネクタから外れていました。コネクタの接続し、ケースに穴を2本追加し、アンテナの出す位置を変更いたしました。
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8CH受信機はしっかりしたハードケースに入っています。
スペックは、動作電圧:3.0Vから16V(HV Version)、動作電流:30mA、受信可能距離:1.5から2.5km、分解能3072(11bit)、サイズ:49×24.5×15mm、重さ:14g
この8ch受信機は2,600円前後で購入できる様です。
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4ch受信機は重さわずか2.6g この機種はアンテナが1本です
スペックは、動作電圧:4.0Vから7.6V(リチウム電池では使いにくい)、動作電流:30mA以下、受信可能距離:500m以上、分解能3072(11bit)、サイズ:34.5×19.5×8mm、重さ:2.6g
となっており、電源に工夫が要りますが、優秀なスペックです
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送信モジュールをフタバ純正品TM-10と比較してみます
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アンテナの取付位置に大きな差が有ります。
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いよいよ分解し、中の構造を見る事と致します。
送信モジューの中身は基板2枚で構成されています。小さな亀基板が高周波モジュールです。
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拡大してみると、基板上に2つのアンテナ端子が有り、その一方が出力アンテナに接続されています。
高周波モジュールに乗っているICは、左からES02、T1212、ES02、CC2500となっています。
CC2500はTi社製の低消費電力2.4GHzRFトランシーバーの様です。
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メイン基板の裏側にあるLSIはM430 F2232 と 54331 Ti ANYL の2個です。
制御用のマイコンTi社製M430シリーズ と DC-DCコンバータの様です。
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次は7ch受信機を開けてみると、やはり同じシリーズのマイコンが使用されています。
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裏側の亀基板は・・・あれれ、どこかで見たような構成?
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そうです! なんと、送信モジュールの高周波モジュールと同一の基板が使われています。
・・・と言う事は、無線LANと同様、始めから双方向通信を意識した設計になっている事でしょうか?
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続いて8ch受信機を見てみます。あれれ・・・これもどこかで見たような?
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そうです、7ch受信機とコネクタの出し方を除き同一の基板です。
と・・言う事で、7ch受信機の動作テストをした所、実は8chの受信機で有る事が判明いたしました!(共通設計でコストを下げているんでしょうね)
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さて、最後は4ch受信機です。
低価格な分さぞかし簡素化した構成と思いきや、上位機種と同じマイコンが使われています。
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上位機種と異なり基板1枚構成ですが同様のLSIが使われています。
高周波部で異なる点は、アンテナが1本で有る事、ES02(RFアンプ?)が使われていない点です。
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と、いう事でこれら3つの受信機は、姉妹モデルとして共通設計されていた事が解りました。
これくらいしないと低価格にはなりませんよね!
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FrySky製高周波モジュールをフタバの1024Zに取り付けてみました
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何の違和感も無くすっきりと収まっています。何とこの古典プロポが2.4G用として蘇るのでしょうか?
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FF9にも付けてみました。
こちらの方は、アンテナの位置がハンドルに干渉し、かなり制限が有りそうです。
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でも、一応、取り付けが出来る事がわかりました。
尚、これらフタバのプロポに取り付けて使用する場合は、モデル切り替え毎にバインドをし直す事が必要との事ですが、その後の調査では送信モジュールのIDコードに対して受信機側の方でバインドしに行く方式の様ですので、送信モジュールが一つの場合、モデル毎に複数の受信機を使用する場合、一度バインドしておけば、モデルを切り替えても再度バインドする必要はありません。
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最後に、色々いじくっているうちに4ch受信機のアンテナが取れてしまいました。
こーいう所が日本製では有り得ない所です。ハンダ付けをし直し、ホットメルトで固定いたしました。でも廉価で提供していただけるメーカーの努力に感謝!。日本メーカーもがんばって下さいね。

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by cumic | 2011-04-09 10:37 | 研究室


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